MILESTONE ART WORKSマイルストーンギャラリーの企画展およびアート情報。陶芸、ガラス、絵画、アクセサリー雑貨など幅広いジャンルを企画・展示販売。贈答品としてオーダーメイドもお受けします。貸しギャラリーも受付中。富山

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  糸魚川世界ジオパーク 
 叙事的音楽劇「大地への祈り〜ナウマン博士の夢」


■舞台の特徴

糸魚川は地質学的には日本列島をの要となった場所です。 また聖なる翡翠の産地であり、その神話をもつ、地質学と神話が融合されたところです。 そしてナウマンゾウで有名なナウマン博士(ドイツ人地質学者)は、1886年(明治時代)にフォッサマグナ(大地の割れ目)を発見しました。 この度の作品は、そのナウマン博士が書き遺したオペラ「神の啓示」を基に制作いたしました。 古典的なオペラの概念に縛られることなく、舞台に関わる全てを方言のツールとして活用し総合的な表現を目指しています。


■構 成  

演劇のような筋はなく、糸魚川に関するものをシーンとして点描していく。文学的な叙情と評される衣装や舞台美術、構成・演出までを独創的なステージ「時広真吾の世界」として表現する。
プロローグとエピローグは寮美千子(作家)の作詞に藤枝守(作曲家)が合唱曲を作曲。
またシーンごとの音楽には藤枝守の曲を演奏家によるソロ・デュオの生演奏や声の響き、舞踊などによって奴奈川姫の祈りと大地の讃歌を演出する。


  ■チラシ裏面  表示 

  

    ・・・・・舞台構成・・・・・

    ●序章:大地の発見
    ●第1章:ヒメ

    ●第2章:月読とナウマンの夢〜
         「神々のきらめき」より
    ●第3章:間奏曲
    ●第4章:翡翠
    ●第5章:沼名川
    ●終章 :大地の祈り

   

 


■■■ profile ■■■

■時広真吾 (芸術監督)

山口県宇部市生まれ。「文学的な叙情」と評される時広真吾の衣装。独創的な感性で生みだすスタイルは、国内外の舞台で高く評価される。85年にオフィスリリック設立。ヤ91舞台衣装デザイン開始。以後、ユネスコ世界遺産記念コンサート、ユ97国立劇場新作じゃうるり、ヤ04マレーシア国立劇場「RASHOOMN」、新潟市りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ(〜09年)。ユ06ルーマニア国際シェイクスピアフェスティバル、ヤ08ヨーロッパ5カ国の演劇祭に招聘公演、'11クアラルンプール、ペナンにて、舞台衣装展開催。舞台衣装のワークショップは国内外。和太鼓芸能集団鼓童・東儀秀樹・早乙女太一など幅広い分野で活躍する。ヤ近年は演出・構成なども精力的に行ない、06年国民文化祭・山口/美術工芸部門オープニングステージパフォーマンス、07年徳島県吉野川市市制三周年記念パフォーマンス、ユ11クアラルンプールパフォーミングアーツセンター、国際文化交流基金主催「時の夢」、中国・鎮江市主催日中合作パフォーマンス「七夕星物語」を担当。「四つの花の会」、国内各地で地元のアーティストたちと創る「美の種」プロジェクト等がある。これまで作品集「花軍」他、五冊上梓。デザイナー、写 真家、詩人、パフォーマーをこなし、海外ではオールラウンド・アーティストとして評価される。http://www.shingotokihiro.com

 

■藤枝守 (音楽監督&作曲)

カリフォルニア大学サンディエゴ校音楽学部博士課程修了。博士号 (Ph.D. in Music) を取得。作曲を湯浅譲二、モートン・フェルドマ ンらに師事。ハリー・パーチ、ルー・ハリソンに影響されながら、 純正調によるあらたな音律の方向を模索。植物の生体情報である電 位変化のデータに基づく『植物文様』という作曲シリーズを展開。 CDに《Patterns of Plants》《クラヴィコードの植物文 様》《今日は死ぬのにもってこいの日:植物文様ソングブック》など多数。著書に『増補 響きの考古学』( 平凡社ライブ ラリー) など。また、金沢21世紀美術館、茨城県近代 美術館などでサウンド・インスタレーションも手がけている。昨年 12月にアイルランドを拠点とするアンサンブルYurodnyとのコ ラボレーションで小泉八雲に基づく《Hi-Mawari》をダブリン で初演。現在、九州大学大学院芸術工学研究院教授。

 

■寮美千子 (詩)

1986年毎日童話新人賞受賞。1992年アジアン・カルチュラル・カウンシルの奨学金を得てアメリカを訪れ、先住民の居留地を旅する。2004年兵庫県立西はりま天文台の2メートル望遠鏡「なゆた」完成記念絵本『遠くをみたい 星の贈りもの』(画・東逸子、パロル舎)を制作。2005年大人を主人公とした最初の小説『楽園の鳥 カルカッタ幻想曲』(講談社)が第33回泉鏡花文学賞を受賞。同年、財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構の助成を受けて制作した絵本『イオマンテ めぐるいのちの贈り物』(画・小林敏也、パロル舎)が小学館児童出版文化賞候補作に選出。2009年ファンタジー小説『夢見る水の王国』(角川書店)を発表。その他、幻想小説『雪姫 遠野おしらさま迷宮』(兼六館出版)、先住民文化関連絵本『父は空 母は大地 インディアンからの手紙』(画・篠崎正喜)など多数。和光大学非常勤講師。日本文藝家協会会員。


『大地への祈り』(原詩/ナウマン博士 訳/寮美千子 )

緑なす山々も 大地も
すべては 大海原に呑みこまれた
太古の 奇しき生き物たちは
深き海の底で 安らかに眠る
やがて 大いなる力で  押し上げられ
再び 輝ける日の光のなかへ
そして 人類がやってきたのだ
そして 人類がやってきたのだ
誰が知る この詩の結末を?
誰が知る この詩の結末を?

 

『翡翠麗し』(漢字版)

微かな風に  震え怯えて
白露の玉   零すぬえ草
大和人らが  統べる地なれど
祈りの心   大地に満ちて
我らは死なず 永久に滅びず

野にある草の 芽生えるごとく
緑は萌える  永久に常磐に
祈りは満ちる この国原に
ああ永遠に  時の果 てまで
翡翠の玉に  緑麗し

微かな風に  震え怯えて
白露の玉   零す人草
大和人らが  統べる地なれど
祈りの心   大地に満ちて
我らは現在も ここに息づく

野にある草の 芽生えるごとく
緑は萌える  永久に常磐に
祈りは満ちる この国原に
ああ永遠に  時の果てまで
翡翠の玉に  緑麗し
翡翠の玉に  命麗し

 


     

    




≪クラヴィコードの植物文様≫
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日 時
 2013年3月9日(土)2回公演
     ●第一回14:00開演13:30開場) 
    ●第二回18:30開演18:00開場) 
会 場  青海きららホール 糸魚川市大字青海4657-3 025-562-2223
内 容

 ●芸術監督:時広真吾
 ●音楽監督&作曲:藤枝守
 ●詩 :寮美千子

 【出演】
  
西山まりえ(ゴシックハープ&オルガネット)
  杉原まさみ(バイオリン)
  石川 高(笙&古代歌謡)
  若林美津枝(コンテンポラリーダンス)

 【地元キャスト】
  合唱:大地の響き合唱団
  筝演奏:新潟県立糸魚川高等学校 筝局部
  パフォーマー


  ヘアー&メイク:佐藤 圭
  コーディネート:ナガシマヨシホ
 
 【演奏曲目】藤枝守:植物文様より
 【作詞】寮美千子:翡翠うるわし「翡翠のうた」、ナウマン博士の歌「大地への祈り」


入場料

 前売:一般 /2500円 高校生以下/1000円 (当日500円増)

 ※未就学児の入場はできません。
  なお、保育ルームのご利用の方は2/28まで申込みできます。 
  
糸魚川市民会館tel:025-552-5900
  

問合せ

 【チケット取扱い&お問い合せ】
 
 
氏名/住所/連絡先(電話)/枚数/情報入手先を明記して
  e-mail か申込みフォーム、お電話のどちらかでお申し込みください。
 なお、お支払いは当日精算となります。


 ●申込みフォーム 

 ●マイルストーンアートワークス 090-3295-6912 ナガシマヨシホ
     E-mail: info@milestone-art.com

 ※予約受付メールが届かないときには電話での確認をお願い致します。


地 図

 ■アクセス:
  【JR】北陸本線青海駅から徒歩5分 
  【車】北陸自動車道/親不知ICより糸魚川方面 車で10分
     糸魚川ICより富山方面 (青海、親不知方面 )車で10分


 
■主催:糸魚川市民会館
■共催:いといがわ創造シアタ

   



  

     

 

■西山まりえ (ゴシックハープ&オルガネット)

東京音楽大学付属高等学校を経て、1992年に東京音楽大学ピアノ科を卒業。1994年、東京音楽大学研究科チェンバロ科を修了。スイスのバーゼル・スコラ・カントルムにてイェルク=アンドレアス・ベッティヒャーとアンドレアス・シュタイアー、イェスパー・クリステンゼンに師事。その傍ら、ハイドルン・ローゼンツヴァイクとマーラ・ガラッシのもとでヒストリカル・ハープを学ぶ。イタリアのミラノ市立音楽院に留学。1997年、甲府市の第11回山梨古楽コンクールにてチェンバロ部門第1位 入賞。コンチェルト・ヴォカーレ、フェッラーラ・アンサンブルと共演。アンサンブル・アントネッロの一員としても、またソリストとしても活動中。

 

 

■杉原まさみ (バイオリン)

国立音楽大学器楽学科ヴァイオリン専攻を卒業。石橋洋子、宮内道子氏に師事。 1997年、1998年フィンランドクフモ室内楽音楽祭、ナルメス音楽祭に参加。デビットキム氏、イクウォンベイ氏に教えを受け、彼らの誘いを受けニューヨークに渡る。2001年ザルツブルグモーツァテウム音楽院夏期講習に参加。D.ジグモンディー氏に師事。渡米中、レジ−ライフ監督「After America,After Japan」のサウンドトラックを演奏。帰国後、日本テレビ「それって日テレ」「うりなり」に出演。リサイタルをはじめ、邦楽器とのセッションなど幅広い分野でも活動。また、子供のためのコンサート、ホスピタルコンサートなど社会活動も積極的に行っている。2007年ファーストアルバム「杉原まさみ世界名作を弾く」をリリース。産経新聞出版「モーストリークラシック」2010年11月号、音楽の友社「音楽の友」2011年12月号掲載される。日本イタリア古楽協会会員。1622年製H.アマティ所有。

 

 

■石川 高 (笙&古代歌謡)

宮田まゆみ、豊英秋、芝祐靖各氏に師事。雅楽団体「伶楽舎(れいがくしゃ)」に所属。1990年より笙の演奏活動をはじめ、国内、世界中の音楽祭に出演してきた。雅楽古典曲のみならず、現代作品や自主作品の演奏、即興も情熱的に行っている。 2010年には、Music from Japan 35th anniversary(New York, Washington DC), MusikTriennale (Koln)に参加。2011年には、 カリフォルニアのバークレイ大学、パシフィック大学、スタンフォード大学にて、講義と演奏会をおこなう。 和光大学、学習院大学、沖縄県立芸術大学、九州大学にて講義を行っている。朝日カルチャーセンター新宿「古代歌謡」担当。

 

 

■若林美津枝 (コンテンポラリーダンス)

5歳より、ジャズダンスを母親である若林素子に師事。NYにて1年間の研修。その他、ストリートダンス、タップダンス、中国民族舞踊、日本舞踊を国内外にて学ぶ。全国ジャズダンスコンクール第1位 を2年連続受賞。2005年世界選手権大会(アメリカ)では日本人初の第6位 入賞。2010年に開かれた国際振付コンテスト(ベラルーシ)でも準グランプリ。第2位 の快挙を成し遂げた。また年に1度、東京、新潟、佐渡、台湾にて自主公演を開催。ダンス以外にはファッションショーのモデルや太極導引を用いた健康体操のインストラクターなどの活動もしている。

 
     
     
     
     
     

     

 

 

 








 

 

 

 
 

 

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