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■■■ profile ■■■
■西山まりえ Marie Nishiyama
チェンバロとハープ、2種の古楽器を操る希有なプレーヤー。CD「インヴェンション&シンフォニア」「イタリア協奏曲&フランス風序曲」「スカルラッティ」以上すべて「レコード芸術」誌特選盤。「ゴルトベルク変奏曲」「バロック・ハープとの出会い」準特選盤/朝日新聞推薦盤。「ファンタシーア奏法」は「リトゥモ」誌(スペイン)最優秀推薦盤。「トリスタンの哀歌」は「レコード芸術」誌準特選盤、「ステレオ」特選盤、「音楽現代」推薦盤、「朝日新聞視聴室」個性派盤。第11回古楽コンクール・チェンバロ部門第1位。第23回同コンクール審査員。レコード芸術「読者が選ぶピープル2007」、HMV「2008年度期待のアーティスト5名」選出。信州アーリー・ミュージック村芸術監督。日本演奏家連盟、日本ハープ協会、日本チェンバロ協会、日本イタリア古楽協会会員。
◎西山まりえオフィシャル・ウェブサイト www.marienishiyama.com/
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■藤枝守(作曲家) Mamoru Fujieda
カリフォルニア大学サンディエゴ校音楽学部博士課程修了。博士号を取得。作曲を湯浅譲二やモートン・フェルドマンらに師事。また、ハリー・パーチやルー・ハリソンの影響により純正調によるあらたな音律の方向を模索。最近では、ニューヨークのジャパン・ソサエティの委嘱によりBang on a CaStn All-arsのための室内楽曲や高橋アキの委嘱よるピアノ作品を発表。CDも多く、TZADIKレーベルから"Patterns of Plants"や国内レーベルのMAMなどからの「クラヴィコードの植物文様」がリリースされている。現在、九州大学大学院芸術工学研究院教授。
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MAM-0002
≪ ゴシックハープの植物文様≫
◆NEW CD情報 西山まりえCD
Milestone Art Music (MAM)の第2弾!
西山まりえと藤枝守のコラボレーションによる「ゴシックハープの植物文様」。今後、ルネサンスやバロックの響きのなかで変容していく西山まりえによる「植物文様」のヒストリカルCDシリーズにご期待ください.
MAM-0002 ¥2,381+税別
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MAM-0001
≪ クラヴィコードの植物文様≫
耳の襞の奥底にそっとしのびこむ植物の声。砂原悟が弾くクラヴィコードによって「フラジャイルな響きの綴れ織り」に変容した《植物文様クラヴィーア曲集》。
クラヴィコード:砂原悟
MAM-0001 ¥2,500 税込
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CDリリース記念公演
西山まりえが弾く「ゴシックハープの植物文様」
Patterns of Plants, played on the Gothic Harp
作曲:藤枝守 |
[公演コメント]
藤枝守作曲。植物の電位変化のデータが音楽になった「植物文様」。
西山まりえの繊細な指先から紡ぎ出されるとき、そのメロディは、中世やケルトの世界に舞い降りる。
■「植物文様シリーズ」
植物文様》というシリーズでは、「プラントロン」という装置から採取された植物の葉表面の電位変化のデータに内包された音楽的な価値に着目し、このデータをメロディックなパターンに変換するという手法が一貫して用いられています。その手法においては、「なにかをみいだす」という行為に集中した作曲の試みであり、これまでに、ピタゴラス音律や純正調、テンパード調律などを施したさまざまな楽器によって演奏されてきました。現在までに、そのパターンは、100曲以上にもおよび、二十を越える曲集が発表されています。
<ゴシックハープ> |
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この中世ゴシックハープは24弦のたいへん小さな竪琴で、昔から弾き語りなどをして詩や物語を伝える吟遊詩人(トロヴァドール)たちの楽器のひとつでした。弦はディアトニックに1列に並び、シンプルな構造でレバーもペダルもなく、そのため半音階の音を演奏するためには空いている片方の手の指で弦を抑えて弦長を短くする作業を必要とします。古雅で味わい深く、民族楽器を連想させるような音色が特徴です。ヨーロッパ中世の時代(13〜15世紀)の楽器は、現存し今も残る楽器がほとんどなく、このハープは15世紀フランドルの画家、ヒロニムス・ボッシュ(1450-1516)の名画「快楽の園」で描かれているハープを、ドイツのハープ製作者であるR. M・トゥーラウがその絵のデザインを用いて再現したものです 。 |
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<オルガネット> |
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イタリア語で「小さなオルガン」という意味の「オルガネット」は、ふいごを左腕でこぎながら風圧をかけて発音させるオルガンです。このふいご操作は単に風を送るだけでなく、その風圧のかけ方によっても様々なニュアンス表現可能なのです。つまりこの小さなオルガネットは、音の強弱、またアタックなど奏者自身によって自由自在に演奏できるのです。このパイプは鉛ですが、17世紀ごろまでのイタリアのオルガンに使用される鉛のパイプは、どこか神秘的で地声のように深い音色です。中世やルネサンス期、フラ・アンジェリコやファン・エイクなどオルガネットを奏する天使が描かれたた絵画は多く、神への言葉、天に通じる祈りの象徴の楽器のひとつだったようです。 |
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日 時
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2014年5月16日(金)19:15開演 (
18:45開場)
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会 場 |
近江楽堂
東京都新宿区西新宿3-20-1東京オペラシティ3F
пF03−5353−6937
http://www.oumigakudou.com/index.html
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内 容 |
【出演】西山まりえ(ゴシックハープ、オルガネット)
【演奏曲目】
藤枝守
作曲)より
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入場料 |
¥3,500 (前売予約:¥3,000円)
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問合せ |
【チケット取扱い&お問い合せ】
氏名/住所/連絡先(電話)/枚数/情報入手先を明記して
e-mail
か申込みフォーム、お電話のどちらかでお申し込みください。
●申込みフォーム
●マイルストーンアートワークス 090-3295-6912ナガシマヨシホ
E-mail:
info@milestone-art.com
※予約受付メールが届かないときには電話での確認をお願い致します。
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アクセス |
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■主催:マイルストーン・アートワークス
■制作協力:ムジカキアラ、コンサートイマジン
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