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■ランタン製作プロセス
■須川展也 サクソフォン・クリニック 

創作「ギャラクシー銀河」ランタン設置風景
創造舞台「人間讃歌」宇宙からのメッセージ
■ロビー作品「創世」楢原北悠
■記録ビデオ上映会


創作「ギャラクシー銀河」・ランタン

「須川展也とすてきな仲間たち」
ー 宇宙に虹をかけよう ー
    構成・演出 ナガシマヨシホ
            (MILESTONE ART WORKS)

  アートにかかわって、いつの間にか20年。ある時点から、時間と空間の新しい「表現のかたち」をテーマとして、芸術作品と音楽、ダンス・舞踏・パフォーマンス、光とのコラボレーション、総合空間でのトークショーなど様々なチャレンジを行ってきました。これをナガシマ流に「時空イマジネーション・アート」と名付けています。
 一つのアート環境を提案し、時間と空間を共有することによって、それぞれの心の中にうつし出される感情・感動そのものがアート。演出を手がける上で一番意識するのは、空間に流れる「空気」です。環境の中に存在する作品や音楽、照明効果 等は人間の感性から生まれ、「表現のかたち」を築き上げるためには、舞台上では見えにくいポジションでたくさんの人々が関わり支えています。人間の関わりから生まれる心が「かたち」になり、空間に流れる「空気」は、心の色を反映します。目指す心を一つに調和することこそ大事にしたいと思っています。それが結果 的に質の高いものにつながるからです。
 「須川展也とすてきな仲間たち」の企画が立ち上がって約1年。長いプロセスを経て、いよいよ今月22日・23日、古城の森に響く創造舞台の幕開けです。新しい「表現のかたち」を創造するためには、大変なエネルギーを必要とします。前例のないものに挑戦することは、今までの概念を捨て、異なる角度から経験を礎として新しく構築しなければならないからです。主催者も出演者も、また関わるすべての人々が、不安と希望をパワーに変え集結し、ともに創造する。これもアート、そしてアート・ワークスではないかと思っています。
 構成・演出を担うときのポイントは、基本的にあるものに少し手を加えることによって生かすこと。立地条件・建物や空間の状態・季節・運営状況など日頃からリサーチしていることを提案します。これは良いというものと、工夫すればこうなるかも、というものをドッキングさせたり、また演奏者や美術作家には、いつもの慣れたステージ環境や展覧会場ではないところで表現の可能性にチャレンジ・協力をお願いします。不便なところをうまくプラス思考に変換することが成功の鍵でしょう。
 長いプロセスにはたくさんの出逢いがありました。出逢いから創造の可能性がまた広がり、高岡市民会館を核としたネットワークの渦(銀河)がまた一つ、また一つといった具合に大きくなっていきました。とても嬉しいことです。
 タイトルの「人間讃歌」宇宙からのメッセージは、宇宙・銀河系の一つの星「地球」。そこに共存する生き物たち、そして人間とは・・・。「果 てしない宇宙」と「内なる宇宙(魂)」が一つに調和するとき、一人一人のハートに灯るあかり。「讃歌」宇宙に心の虹をかけよう・・・。という秘めたメッセージを内包しています。
 二日間には、四つのシーンが散りばめてあり、22日は二つのシーン(創作「銀河」&コンサート)が物語として演出されています。物語は古城の森から始まり会館前広場へと続きます。宇宙「銀河」。この場面 では「銀河の星々になろう」の合い言葉に、市民参加による二千個余りのランタン(灯り)が出迎え・いざないます。会館は「宇宙船」。ロビーは「スターゲート」。そこには歓迎の音色が舞い降りてくる。そしてホールは本文「『人間讃歌』宇宙からのメッセージ」。須川展也率いるメンバーによる音楽=心(ハート)、楢原北悠・舞台美術=母なる大地(地球)、照明効果 =時空(時間と空間)を担いながら全四章で構成されています。結論的には物語はそこに在る人々自身の心の中で仕上げられるという「時空イマジネーション・アート」の世界です。それぞれのハートに「あかり」が灯り、家路につく光景は、天空より見下ろすと「流星」のよう・・・。これらが古城の森をキャンパスに描いた物語なのです。23日は、前日の要素をより深めた文化フォーラムとサクソフォン・コンサートと物語は続きます。  
 先の見えにくい時代を生きている我々ですが、「人間っていいよね!」「元気をだそう!」という願いと祈りをおとどけしたい気持ちでいっぱいです。心地よいものは、波紋を拡げるものと信じ、一人一人の元気パワーが讃歌となって大空に響きますように・・・。今、素敵な仲間たちとともに最後の仕上げに取り組んでいます。この二日間の時間と空間を共有するすべての人々は、キラキラ輝くスターたち。こんな素敵な機会をあたえていただいたことに感謝しています

高岡市民会館コラム「パープル」 より







舞台公演案内


■須川展也とすてきな仲間たち
「人間讃歌」宇宙からのメッセージ

サクソフォン・須川展也が率いるメンバーおよび 高岡在住・造形作家楢原北悠、金子隆亮、照明プランナーとの アーティスティックな共演のゆうべ。 新しいかたちの「音・アート・光」創造空間コンサートの提案。

■日時2003年2月22日(土)●開場17:00 ●開演18:00〜
                  
コンサート
全体を大きく4つのシーン「起承転結」に分けて演出いたします
・「創始」 ビックバン・誕生
・「洗練」 生命の息吹・成長
・「変容」 カオス〔混沌)・人間のエゴイズム
・「熟成」 『人間讃歌』情熱・希望

■出演者 須川展也(サクソフォーン)・山口多喜子(パーカッション)   
     
鈴木大介(ギター)・啼 鵬(バンドネオン)・
      斉藤 順(コントラバス)・小柳美奈子(ピアノ)

■舞台美術 楢原北悠

構成スタッフ
 ■企画・制作 高岡市民会館 坪田孝弘
 ■演出・構成 ナガシマヨシホ
 ■演出効果  金子隆亮
 ■舞台監督  久保正敏
 ■照 明   野崎信之
 ■音 響   オトムラ


●音楽構成 J.S.Bach 無伴奏チェロ組曲第四番プレリュード
      吉松 隆 プレイアデス舞曲集より
      M.ティラー ジェンナ M.ラヴェル 
      ラ・ヴェルス・ ピアソラ リベルタンゴ  
       他 即興曲も含め 30曲余り
● 演奏構成
     サックス、ギター、ピアノ、コントラバス、 マリンバ、
      パーカッション、バンドネオン のソロ、デュオ、
      セッション&コラボレーションです。

■灯りのプロムナード「銀河」ランタン2000ヶの設置
 
 ■ランタン設置監督 能登和敏
●設置場所 1) ホール前広場
      2) 橋〜前広場
      3) 大手口〜博物館〜体育館〜小竹藪
      4) 射水神社前〜図書館

■日時2003年2月23日●開場13:00 ●開演13:30〜

「市民がつくる文化都市」
●コーディネーター 北日本新聞社高岡支社長 山口新輔
●パネリスト  
      
サクソフォン奏者 須川展也
      高岡短期大学学長  蝋山昌一
      (財)金沢市公立ホール運営財団アートアドバイザー  村井幸子
      伏木海陸運送(株)取締役社長  橘 慶一郎

■「サクソフォーン・コンサート」
●須川展也 ソロ・コンサート  ピアノ:小柳美奈子
        NHK朝のドラマ「さくら」他
●Saxオーケストラー 「ホルスト」須川展也クリニック受講生100名による







 







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