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松原 賢 新作展  八尾和紙楮紙素から生まれたレリーフ
2003年6月16日(月)〜6月30日(月)
AM11:00〜PM7:00(水曜日休廊)
●後援/北日本新聞社 ●協力/桂樹舎
■作家来廊日 6/16・17

越中八尾の和紙を画紙として、桂樹舎に漉いて戴いている
私製の絵の具を重ね、水洗い、引っ掻いたり削ったり 乱暴な仕事に 、
故郷の紙は、平然と付き合って呉れている
しかし、真っ新な紙に、絵の具を置く度に、
緊張と畏れがある 手漉きの和紙は、そのままで美しい
この風合いを活かした作品が創りたい、長年の課題であった
レリーフの原型が出来、型を桂樹舎の漉場に持ち込み
楮紙素sを直接型に漉き込む作業に、桂樹舎宰領、吉田桂介翁が
試行錯誤 二日間、尽きっきりで付き合ってくださり
自然乾燥の後、型から剥がす時は、久しぶりの高揚であった
誕生したばかりの、和紙のレリーフを手に
桂介翁の満足げな笑顔に、師、井上三綱の面影があった。

                            松原 賢

■プロフィール
昭和23年 富山県上市町に生まれる(現在・栃木県黒磯市在住)
昭和62年 上野の森美術館絵画大賞展展 特別優秀賞受賞
平成 2年 次代を担う作家展(箱根彫刻の森美術館)
平成 7年 95’富山の美術(富山県立美術館)
平成 9年 ギャラリー・スペース・間 設立
平成12年 ASIAN ART NOW:2000(ラスベガス) 他多数








■松原賢 展覧会 (●をクリックで御覧になれます)
 2002年 2001年 1999年 1996年

■松原賢Webサイト
http://www.art-ken.com/


「お〜ながたんランチ」大長谷の春を食する会

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